寺院の紹介

ご挨拶

はじめまして、向龍山 福泉禅寺 住職 宮澤 誠人です。

当寺は先代住職が、平成八年に建立した新しいお寺です。

皆様の、仏様に手向ける供養の気持ちを大切にしております。

今までご縁のないどなた様でもご来山いただける「みんなのお寺」として、

ご葬儀の相談から、骨飾り葬、ご法要、ご遺骨預かり、終活相談など幅広くご対応しております。

また、坐禅会やお彼岸・お盆の供養も開催しております。

お寺とお付き合いのない方、墓所が遠方にあってなかなかお参りに行けない方などもお気軽にご相談ください。

年間行事


1月

1日 修正会

2月

3月

〇〇日 春彼岸 

4月

5月

6月

7月

8月

〇〇日 お施餓鬼

9月

〇〇日 秋彼岸

10月

11月

12月

曹洞宗とは


曹洞宗は、お釈迦しゃかさまより歴代の祖師そし方によって相続されてきた「正伝しょうでん仏法ぶっぽう」を依りどころとする宗派です。それは坐禅の教えを依りどころにしており、坐禅の実践によって得る身と心のやすらぎが、そのまま「仏の姿」であると自覚することにあります。

そして坐禅の精神による行住坐臥ぎょうじゅうざが(「行」とは歩くこと、「住」とはとどまること、「坐」とは坐ること、「臥」とは寝ることで、生活すべてを指します。)の生活に安住し、お互いに安らかでおだやかな日々を送ることに、人間として生まれてきたこの世に価値を見いだしていこうというのです。

寺院の教えや宗教の基本的な理念を簡潔にまとめましょう。仏教の教えや信仰の核心を伝えることで、訪問者に対して寺院の宗教的なバックグラウンドを理解してもらえます。

教義


私たちが人間として生を得るということは、仏さまと同じ心、「仏心ぶっしん」を与えられてこの世に生まれたと、道元禅師はおっしゃっておられます。「仏心」には、自分のいのちを大切にするだけでなく他の人びとや物のいのちも大切にする、他人への思いやりが息づいています。しかし、私たちはその尊さに気づかずに我がまま勝手の生活をして苦しみや悩みのもとをつくってしまいがちです。

お釈迦さま、道元禅師、瑩山禅師の「み教え」を信じ、その教えに導かれて、毎日の生活の中の行い一つひとつを大切にすることを心がけたならば、身と心が調えられ私たちのなかにある「仏の姿」が明らかとなります。

日々の生活を意識して行じ、互いに生きる喜びを見いだしていくことが、曹洞宗の目指す生き方といえましょう。